さやなかなるときをここで...

第20回公開セミナー「天文学の最前線」天文学20年

8月3日 名古屋市科学館

サイエンスホール
 「暗黒の宇宙で迫る現代宇宙論研究」 杉山 直(名古屋大学)
 「素粒子で見る宇宙 〜宇宙線天文学の100年と20年〜」 伊藤 好孝(名古屋大学)
 「X線グループのあゆみとこれから」 國枝 英世(名古屋大学)
 「太陽の謎に挑む現代天文学」 草野 完也(名古屋大学)

ブラザーアース
 「世界最大のプラネタリウム」 野田 学(名古屋市科学館)

8月4日 名古屋大学野依記念学術交流館

 「銀河物理学、20年」 竹内 努(名古屋大学)
 「電波天文学の20年:名古屋大学での研究成果を中心に1990-2010」 福井 康雄(名古屋大学)
 「銀河誕生のドラマと惑星系のレシピを探る〜赤外線天文衛星「あかり」とスピカ〜」 松原 英雄(宇宙航空研究開発機構)
 「星くずから地球へ」 小久保 英一郎(国立天文台)

8月5日 名古屋大学野依記念学術交流館

 体験型研究室紹介

5年ぶりの参加。

電波もマイクロ波も赤外線も可視光も紫外線もX線もγ線も同じ電磁波として観測対象となる。単に波長が長いか短いかってだけ。可視光なんてほんと狭い波長域ってのを実感する。
それぞれの波長域で特徴があり、観測方法も違い、面白い。
ただ、見ている場所は宇宙空間。
137億歳の現在の我々のたっている場所から、遠くをみれば過去の姿が見える。
ここには過去に行くタイムマシーンがある。

20年前は、こんな波長域ではこんな観測ができるはずと言う話が多かった。
10年前は、こんな画像が撮れましたという報告が多かった。
今年は、スーパーコンピューターによる実験(シミュレーション)も加わり、さらに理論・観測・実験という三本柱がしっかり根付いてきたなと思う。

帰ってきた「はやぶさ」の話も打ち上げ前にこの講演会で聞いていた。
様々な波長域で観測する天文衛星に乗せる望遠鏡を作っているという話も、いつの間にか観測をおえていたりする。
そして、様々な波長域の観測結果が相互作用して、星の形成、銀河の形成、宇宙の形成、宇宙の未来が少しずつだけど解っていくのは楽しい。

この20年で何が一番変わったかというと、今年の3月にお披露目のあった、プラネタリウム。
光学式のプラネタリウムはホントに綺麗で明るい。プラネタリウムって忘れてしまうよ。
デジタル式のプラネタタリウムは、プロジェクター6台とPC24台でブレンディングして投影される8000px四方の画像は技術的に圧巻。光学式に比べると星像はぼやけるけどね。各天体に位置情報・速度情報を持たせているので、過去・未来の星空はもとより、地球から離れ、太陽系からはなれ銀河系からはなれた宇宙の姿を見ることも出来る。
ここには無論、名古屋大学の関わった天体衛星や地上の電波望遠鏡の観測データも反映されている。

来年も行けるとよいなと。年1回の楽しみだしね。
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