さやなかなるときをここで...

歯に衣着せない

劇団あおきりみかん 其の弐拾五
作と演出 鹿目由紀

歯衣(はごろも)神社で、お参りをしたら、本音をしゃべり続けるしかなくなってしまった男。彼女と旅行の待ち合わせの喫茶店で、ありったけの欲望を思うままに口にしてしまう。

そんなシーンから一つの物語は始まる。

心の中で抑えていることを、すべて口にしてしまったら、ほんとうに関係は崩壊するのであろうか。どちらかというと、歯に衣着せぬ物言いをする方なので、わりと自分も時々考えるコトである。

鹿目さんは同時代を生きてる劇作家さんなんだなとつくづく思う。10年くらい前に数回観たときは、それがあんまりしっくりこなかったんだろうなと思う。それで、足が遠のいちゃったのかな。
ただ、今はそれが、嬉しいし、涙が出るほど面白い。

言葉を尽くしても伝わらない。そんなことは山のようにある。
ただ一つの動作だけで、言葉以上に伝わることもある。

言葉とどんなふうに向き合いながら歩いて行きますか?

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