さやなかなるときをここで...

虐殺器官

著:伊藤 計劃(ハヤカワ文庫)

2009年3月20日に34歳で肺癌亡くなった、著者。
刊行の当時から気になっていたのだけど、同世代故、作者の背景を考えると冷静によめないと思っていて、やっと文庫で辿り着く。

暗殺者である自己への緊張感のある一人称の問いかけ。

各章の描かれ方も面白い。
淡々と語られる物語、徐々に明らかになる世界の状況。
核の惨劇が世界のバランスを崩壊させたあとの、近未来の地球。

背筋がゾクゾクする。
そんなSF。

SFというカテゴリの中で語られるのはもったいないのかもしれないけど、SFここにあり。

面白かった

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