さやなかなるときをここで...

よく聞く(メソポタミアバージョン)

劇団あおきりみかん 其の弐拾七
作と演出 鹿目由紀
於:愛知芸術劇場 小ホール

マンションの1室を使っているような、カウンセリングルーム。
男性が女性に導かれ、自分を知っている人には話さないようなコトを話し始める・・・

立場が入れ替わり、時間が入れ替わり、役さえも入れ替わる。
場所が同調し、空間が同調し、想いさえも同調する。

よく練られた舞台。
絶妙なバランスの取り方が、伏線を生かし真実を隠す。
後ろめたい気持ちが、緊張感を増す。そこにけたたましいまでの無関心が、笑いを誘う。

聞くことは、話すことから生まれる。
さあ、話してごらんといって話し始めることなんて滅多にないでしょ。
作られた言葉はいつか壊される。

もう一つのバージョンも見たかったと言うのが本音。
舞台は、楽しかったよ。

さて、恒例の携帯電話。
今回も震えてましたよ携帯電話が、静かないいシーンでした、右斜め後ろで「ジージージー」せっかくの緊張感が萎えます。
さらに左側の巨漢の男性の独り言もね、耳障り。

キャラメルボックスやパラドックス定数の徹底ぶりがありがたいと思う。あそこまでやらなきゃ、やっぱり駄目なんだよね。
名古屋のお客さん育てるためにも、あおきりみかんにはそのあたりにも進んでいって欲しい。最近、アンケートに客席クレームしか書いてないや・・・

あ、あと巨漢二人に挟まれて、背もたれにもたれること出来ずに観劇。
こればっかりは仕方ないんだけどね・・・

12月14日 インダスバージョン

いろんな事情で、大阪にいたのと大阪に着く時間が予定よりかなり早まったので、門真ルミエールホールへ。

ダブルキャスト公演だと、わりと役がオーバーラップしちゃいがちなんだけど、それもなく単独作品として、ゆったりと楽しめました。

あえて、カエサルの言葉を引用しておきます。
「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は見たいと欲する現実しか見ない。」
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