さやなかなるときをここで...

我が心の底の光

著:貫井 徳郎

一人の目線で物語は紡がれる。
貫井さんがこういう物語の書き方をするのは珍しいのか。
三人称一視点描写にもかかわらず、視点人物の感情描写が一切無い。
「晄」という人物の人間性をあとから考えると当然のような気もしたし、それが物語を語る上では必然だったのかもしれない。

淡々とした暗い物語が突如最終章で大きな動きがでる。
ここまできたモヤモヤが一気に解消さえるようなスピード感。
ラストは流石、悲しいけどね。

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