あとからくるみなさんへ
高校時代。
進路指導室にあった、先輩達が後輩達へ大学入試の体験を、大学入学後の諸生活を綴ったファイルの名前。
当時の進路指導の先生で僕のセンター試験古文満点に導いた要因の95%を占めている古文の先生が色々アイデアを出して独自の進路指導をしてくれたのを思い出す。
ということで、同じタイトルで、もしかしたらこれから会社を立ち上げて独立しようと思ってる後輩へ言葉を綴っていこうかなと思う。
その、古文の先生はすでに他界してる。僕の父親の世代くらいだったのかな。
前職の税理士事務所時代、7~8年前に交差点の信号待ちで偶然に再会して、駅まで色々話したのを今でも鮮明に思い出す。
古文の授業の時に『徒然草の「つ」』というタイトルのその先生の独自の吉田兼好の解釈と当時の時代背景を書きつづったプリントを配ってくれた。
その時にあの続きは無いんですか?と聞いて、久しぶりに書きたいねと笑ってくれた笑顔は一生忘れられないんだろうな
先生の文章が好きだったんだろうな・・・
高校一年のときに唯一自宅で勉強したのは古文くらい。
身近な人が亡くなるのは当然悲しい・・・まして年齢が近ければね
先日、僕と社長君を引き合わせてくれた、仕事仲間であり、家族ぐるみのおつきあいをしている友達が乳ガンで亡くなった。まだ40代半ば・・・
彼女と出会わなければ、僕は今ココに居ない。
その人との色々な想い出を巡っていると、ふと、古文の先生の事を思い出した。
最後に会った駅、千種駅はその人が居た会社の最寄り駅。
さっきも、デザイナーの子の携帯電話に不幸の連絡。彼女の絵の師匠が亡くなったらしい・・・