願いなど どこかへ置いた 傘をさし 目的地まで 何から守る
探・旅・道について一言
またここで 約束したの 忘れない 信じて待つさ 話は続く
隙間から すり抜けたけど 戻るから やせ細ったの 気づかない檻
まっすぐに 伸ばしたはずの 道なのに 先が見えずに 星を頼りに
いつまでも 動けないから 過ぎ去った 交差点まで 戻りたい春
流れてく 時にまかせて 戦いと 少し離れて 林道を行く
あの時は 確かに君を 超えたんだ 背中を追った 道は長くて
何処へでも 行けるはずだと 歩いてた 羽がはえたら そこにたたずむ
葉が散って ずれた視界に 残るのは 春の記憶と 冬の現実
虹にある 色を重ねて 外へ出る 明日のことなど どうにでもなれ
届かない 手紙を書いた 訳じゃない 明日を探し 切手を買うよ
閉じこめた 時間を計る モノはなく 記憶をめぐる 旅に出ようか
襷受け 走り続ける 覚悟なら 病とともに 置いてきたかと
砂浜に 描いた言葉は 消えないで 誰かの夢と 一緒に歩む
言葉さえ かき消していく 嵐なら 想いを乗せて 北へ向かって
横顔に 秘めた想いは どこへ行く 時を越えたら 手と手を繋ぐ
同じ日と 感じただけで リュックには 旅の支度が ととのいました
とまらない 言葉を紡ぎ 歌にして かの山越えて 都目指せば
ここは何処 立ち止まったら 沈むだけ 足跡残し 感覚頼りに
足跡を 巡っていけば 出会えると 君の旅路を なぞる人生
散らばった 夢を纏めて 何処へ行く 生きる歓び 闘う明日
先にある 風景決めて 進んでも たどり着いたら 別の景色で
風をきる 自分の足を エンジンに 登った山の 景色は何処に
正しさを 強さと決めた 愚かさを 何処かに隠し 旅の支度を
諦めて たどり着いた 場所よりも 求めつくした 明日がいいから
ふたつには 決して割れぬ 夢だから 恋の季節は 足早に去り
ひとつだけ 誇れるものと 心中し 生きながらえた 不思議な旅路
ゼロにする チカラはどこへ 向かうかを ずっと見据えて ゆっくり歩む
真実に 服従すれば 嘘は消え 全て見通す 切符をいただく
どの道を たどっていても たどり着く あなたへのドア いま開けるから