さやなかなるときをここで...

大トラックメロウ/続・トラックメロウ

オイスターズ
作・演出:平塚 直隆
於:長久手市文化の家 森のホール

会話劇。
オリジナルである『トラックメロウ』に台詞のない乗客を加えて、バスツアーの雰囲気を無理矢理?付け加えたバージョンである『大トラックメロウ』

短気なバスツアー添乗員と惚けたバス運転手の非生産的な会話に始まり、自己主張しているようでしていない乗客達の発言がゆきかう。

だらだらと、ツアーは始まり。雪山で遭難?するツアー一行。

そこに現れる、トラック野郎ならぬ、トラック女郎。

ファンタジー?SF?単なる勘違い?
会話が生み出す、異次元世界。

今回の長久手公演でトラックメロウを演じた、手嶋仁美さん(劇団あおきりみかん)が高いところですっとしてるのってなんだか見とれてしまう。先週の、ここまでがユートピアでも割と高いところで叫んでる姿が印象的だった。
アフタートークならぬ、劇間トークで平塚さんと鹿目さんの会話で手嶋さんが高所恐怖症みたいな話がでてきんだけど、鹿目さんの高いところから転がり落ちる演出が怖かっただけらしく、高いところに昇るのは平気だそうです。と鹿目さんからtwitterで。

雪山から帰ってきた添乗員は、そのまま職を辞し、家で運送屋の鏡のようなトラック女郎にあこがれて、運送屋を目指す日々。それが『続・トラックメロウ』

妄想に逃げ込んだ彼の居場所はどこに。
なぜ、運送屋なのか、彼はナニを運ぶのか、妄想が妄想を呼び、どこに行くのかどこに帰るのかわからない会話劇が繰り広げられる。

ここ最近、何作か平塚さんの作品を見てきたけど、『トラックメロウ』は後半にかけて物語の加速度も増して面白いなと思った。淡々と始まって淡々と終わって、あ・・・っていう作品が多かったのね。

笑いは絶えぬ、面白かった。

*第16回劇作家協会新人戯曲賞受賞作

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