さやなかなるときをここで...

物事の隠し方

あるいは「上手な嘘の付き方」

結論から言ってしまえば、嘘をつかないというのが一番なんです。
嘘をつくと、其の嘘を真実たらしめるために、さらに嘘で塗り固めなくてはならなくなり、それが結果的に破綻の原因になる。

実際に生きていれば、自分の行動を隠さなければならない状況は1度や2度は訪れるとおもう。
そこで、嘘をつくのは簡単ではある。つきとおすのが案外難しい。結局の所、良心の呵責という、矛盾した思考から自分を苦しめる。

物事を隠すために
別の真実をつかって隠したいことを「伝えない」こと。
情報をコントロールすることによって相手に「誤解してもらう」こと。
について具体的に考えてみる。

ただし、突発的な状況にはなかなか対応できない。あらかじめある程度の準備が必要になる。ただ、そこまでして隠さなければならないことならみんなやるでしょう。これを日常的に無意識のレベルで出来る人は詐欺師になれるんじゃないかなとも思う。

まずは「伝えない」ことの具体例を。
本当に行きたいところをA地点とする。
密会とかそう言うときにね。

A地点の先にある、もしくは、A地点を経由しても不自然ではないB地点に用事を作る。
これで行き、もしくは、帰りにA地点に立ち寄ることができる。
B地点に行ってきたという事実のみを伝える。
こうすればA地点に行っていたことを伝えないことが出来るし、その時の、不在の理由も出来る。
B地点に行くのが目的なんだという様々なアピールができればなお良いかな。
お土産、写真、友人と会う、舞台を見る、コンサートに行く等々。

次に「誤解してもらう」ことの具体例を。
A地点に2度行きたいと思っている。ただしどちらかの行動は隠しておきたい。
レアな舞台やコンサートの2回目なんてひんしゅくモノだなぁとか心苦しいときとかにね。

1回目も2回目も日付を誰にも伝えずに行く。
こうすれば、そのA地点の話をする時に1回目の日に行くと知られてしまった人は1回目だと思うし、2回目の日に行くと知られてしまった人は2回目だと思う。さらには、A地点での出来事を隠さなくてよいので気持ちよく話が出来る。
ここで問題なのは両方行くと知っている人が事前にいる場合かな、両方行くと知っている時点で味方のはずなので余り気にしなくてもよいけど、1回目グループと2回目グループ両方に接点を持つ人だと少々やっかいかもしれない。

「伝えない」うえに「誤解してもらう」ことが出来たら、あとはニコニコしてればいいんじゃないかな。あえて自分からその話題にふれなければ他の人も疑念に思ったことすら忘れてくれるだろうし。

何も言わないってのは不自然なんだよね。
黙っているイコール認めたというのは誰しも認めるところだとおもう。
別の真実を用意しておくことや、部分的に情報を隠すことで、嘘をついたときのような後ろめたさもないし、もし、ばれた時もとぼけたり、内緒にしておきたかっただけって言えばコトがコトなら非難されることもないんじゃないかな。

あえて「行動」にこだわって例をあげてみたけど、他のコトにも応用はできるとおもいます。
流石に頻繁に使いすぎると怪しまれること絶大です。