さやなかなるときをここで...

今日の一言

アイ・アム I am.

著:菅 浩江

過去に本を読んでいて、涙腺がゆるみ、文字がにじんで見えた経験は何度かある。久し振りにそれを体験した。振り返ってみると本当に久し振りだ。
 まだ自分の中に、そうやって本を読める部...

昨年の風景

しし座流星群、そう去年は予想以上の(予想通りのという表現もあるが)美しい流星雨を見せてくれた。毎年、ペルセウス座流星群を初めとする流星観望をしてる身としても驚くようなながれっぷりだった。今年は満月とほ...

虹の家のアリス

著:加納朋子

連載やアンソロジーで所々読んでいた作品。全体通して読むとやはり新たな感動が沢山生まれる。やっぱり本にまとまるのを待ったほうがいいのかな。
加納朋子の世界がやっぱり好きなんだって実...

盤上の敵

著:北村薫

珍しく雑誌連載時に読んだ作品。世間の評は、やはり北村作品にしては異色ということになるのだろう。しかし、読んでいるとき、読んだ後、どちらにしてもそんなに言われているほど、違和感はなかっ...