さやなかなるときをここで...

今日の一言

冷たい自由と温かい自由

「自由」でありたいのなら「孤独」であればいいんです。

いつも自由のカセになるのは、寂しさから発する様々な感情と言う名の鎖。
見えぬ鎖を断ちきれないまま、楽にそれを求めるから矛盾が産まれる。
...

記憶の断片

仕事の帰りに、いつもと違う道を自転車で走った。
高校時代の雪の12月24日を思い出した。
場所の記憶というやつですね。
それが鍵になって
いろいろな断片化されていた記憶が
取り出されて一つの...

百万の手

火事で親友を亡くした過呼吸持ちの主人公。
親友が残した携帯電話から、焼死したはずの親友の声が聞こえてくる・・・

火事の真相を探るべく、一つ一つの謎に立ち向かっていく。

『しゃばけシリーズ...

生まれた場所と遺言書

30歳の誕生日に書くつもりだった、遺言書。
その時には、自分の会社をつくちゃったので、のびのびになってた。
3年かけてやっと書けました。35歳の時でよいかなとは思ってはいたのだけど。ドラマ「風のガ...

鬼麿斬人剣

隆慶一郎全集 第二巻より

ペリー来航の翌年、便所の中で腹をかき切って四十二歳で生涯を閉じた、不世出の刀鍛冶、山浦環源清麿。住んでいた場所から四谷正宗とも謳われた名人。
その弟子の鬼麿の物語。...

怪人21面相

パラドックス定数 第17項

グリコ・森永事件の怪人21面相。
前回の、三億円事件の公安刑事の白砂が再び登場。
確かに、これだけの短い期間に公演をする理由がわかる。

倉庫のような会場。...

熾天使の夏

『矢吹駆誕生の謎に迫る笠井潔の処女長編小説』とあるように。
『バイバイ、エンジェル』、『サマー・アポカリプス』、『薔薇の女―ベランジュ家殺人事件』、『哲学者の密室』と続いていく矢吹駆シリーズの0作目...

一夢庵風流記

隆慶一郎全集 第二巻より

言わずとしれた、漫画「花の慶次」の原作です。
「傾奇者」であり「いくさ人」の前田慶次郎利益の物語。
滝川一益の従弟、滝川益氏の子。
前田利家の兄、利久の養子となる...

新しい反応。

進化なのか、もともと持っていた要素が現れただけなのか。

それなりに今までに友好的な接触はあったけど、改めて一対一で相対して話すことが初めてという場面に遭遇する事が多い。

全部が全部そういう...

吉原御免状

隆慶一郎全集 第一巻より

なんか全集で一気に読んでしまいたいと思って、全集を手にしてしましました。
しばらく、家の読書は隆 慶一郎のみかな。
無論、文庫も本棚にあります。読むのは何度目なのか...

おもいでエマノン

「数時間一緒にいても、数十年間一緒にいても、好きだったというおもいでは私にとってはおなじことなんだもの」

初めて読んだとき、この台詞に脳天直撃の衝撃を受けた。
当時「刹那的」とか「瞬間の恋」と...

三億円事件

パラドックス定数 第16項

もうすぐ33年たつ、そう自分の誕生日の5日前に時効を迎えた、いわゆる「三億円事件」
最後の三ヶ月の特別捜査本部の捜査官8名の時間。

狭い捜査本部。
所轄と本...

S.M.V.

於:ビルボードライブ東京

スタンリー・クラーク
マーカス・ミラー
ヴィクター・ウッテン

ベーシスト三名の競演。三本のベースが同時に放つチョッパーは迫力満点

ウッテンのベースとは思...

10年。

イベント現場の仕事を始めて10年が経った。
ふと、今回東京に来て、この建物に初めて来たのはいつだろうと思い出したら1998年。そう10年前。
その年にこの業界に足をつっこみ、半分足を洗いかけたのに...

アイスマンゆれる

帯の言葉「その恋、叶えます。私の痛みとひきかえに…。」
すべてはこの言葉に集約されています。

お話の中に出てくる食事が美味しそうで美味しそうで。
久しぶりに、本読んできておなかがすいてきて、...

ラフマニノフ

Prelude Op23.V

今のピアノのレッスン曲です。ジャズはしばらくお休みかな、なかなか選曲にあがってこない。
久しぶりのラフマニノフのプレリュード。
24曲全部弾きたいねぇなんてピア...