花が舞う 春の嵐を 誘うよう 青い炎が 天まで咲いて
今日の一言
春の日に 薄く霞んだ 青い月 消えゆくさまに 声も出なくて
春の名が 青の強さに 見えるとき 君が巡った 月日を想う
春を待ち 青色保つ 葉の裏に 厳しさ見つけ 溢れる嗚咽
爽やかな 青空満ちて 春想う 季節重ねた 北風の下
言い訳を 考えながら 歩くから 曲った角も 明日への扉
日が暮れて 景色の色が 消えていき 踊りはじめる 鮮やかな夢
地下鉄で 照れる姿に 大胆な 笑みを忘れて どこに向かおう
逃げるなら とことん走り どこまでも 君の星まで 飛べたらよいな
三日月に 君のエクボを 重ねたら 冷たい星が 微笑み見せる
森林も 道具があれば 細くても 歩める道を 作り進めば
揺さぶって 落ちる葉っぱの 色は何 めぐる季節に 想いは何処
幻が 魅せた未来の 形など 今の未熟な 弱さの証
魂の 荒ぶる先を 塞いでも 越えてみせると 磨いた刃
歌声が 先に生まれて 文を読む 儚きモノを 手繰り寄せても
預言者の 言葉を笑い 飛ばしたら 雲は晴れたし 心も軽い
予言など 必要ないと 捨て去って 必ず戻る 雨も笑って
秘め事の ひとつやふたつ あっていい それも楽しく 歩めるコツと
声からは 想像できぬ 想いなら 雨がふったら 濡れて歩こう
風が吹き たったひとつの 葉が落ちて 始まりの歌 聴こえてきたら
遠くまで やって来たから 見えたもの 近くにあった 夢の結晶
知らんぷり できることなら していると 鈍感なふり 出来ぬこの頃
歌声が 静かになって 遠くから 聴こえる声に 惹かれるままに
突き刺した シャベルはどこに 消えたのか 春が来たなら 見つかるものか
出口から 射し込む光 見つけても たどり着くには 何か足りない
指を舐め 風向きしって なんとする 迷い込んだら 二度と出られぬ
どこまでも 追いかけてくる 夢だから 今日は眠らず 語りあかせば
本当が 何処かへそっと 逃げていく 抜け殻だった 思い出の日々
問いかけて 何も答えず 沈黙が ただ時間だけ 壊しかけて
振り向けば 歩いた道が 描く夢 必ず君に 届けてみせる